FLACS レーザー白内障手術
FLACS（レーザー白内障手術）とは
あなたの⽬に合わせてオーダーメイド、
彩光会が提供する、次世代の⽩内障⼿術
FLACS（femto laser assisted cataract surgery）とは、フェムトセカンドレーザーを用いて行う白内障手術の方法です。
従来は術者の技量に委ねられていた、前嚢切開（水晶体嚢に円形の窓を作る工程）・水晶体の核の分割・角膜の創口作成・乱視矯正角膜切開といった手術の中でも特に精密さが求められる工程を、レーザーがミクロン単位の高い精度で行うことができます。
FLACS を用いることで、熟練した術者が行う場合と比べてもより均一な処置が可能となり、特に多焦点眼内レンズの性能を最大限に引き出しやすいという大きな利点があります。
白内障手術の結果（特に裸眼視力）は「どれだけ精密に工程を行えるか」だけでなく、術前の計測→手術計画→レーザー→吸引操作→術中度数確認といった複数の工程すべての精度が大きく影響します。
FLACS は「手術の前半の工程を精緻化する技術」ですが、それを最大限活かすには、前後の工程も同じレベルで精緻化されている必要があります。
そこで登場するのが、FLACSを中心に手術全体の精度を底上げする“Alcon Cataract Refractive Suite™” です。
このシステムは、術前データ・レーザー工程・吸引・術中度数解析など白内障手術の各段階が互いに連動するよう設計されており、手術全体のばらつきを減らし、より安定した見え方を目指せます。
最新鋭白内障手術システム
Alcon Cataract Refractive Suite with VerifEye Lynk™とは
FLACS（レーザー白内障手術）の精度を最大限に引き出すために設計されたのがAlcon Cataract Refractive Suite™（アルコン・屈折矯正スイート）です。
Alcon Cataract Refractive Suiteは、Verion・LenSx・CENTURION・ORAを中心とした白内障手術の精密化を目的とした最新の連携システムです。
さらに当院では、NGENUITY 3D 視野やUNITY VCS、硝子体手術装置CONSTELLATIONなど拡張システムも含めフル装備で整えており、FLACSの性能を最大限引き出す環境を備えています。
連携システムの機能
- Verion™：術前の精密な眼データ測定と手術計画
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- 術前に乱視軸・角膜形状・切開位置などを計測
- 手術計画（Surgical Plan）を作成
- LenSx・Centurion・ORA と連携して“手術の基準”となるデータを提供
- LenSx®：レーザーによる角膜切開・前嚢切開・核分割
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- 角膜切開/前嚢切開（CCC）/水晶体核分割（レーザーによる核分割）
- CENTURION®：水晶体皮質除去と前房安定化
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- 乳化吸引中の眼内圧をリアルタイムに制御
- 流量・灌流の自動調整で安全性を確保
- 設計図（Verion）と一致した位置へレンズ挿入を安定化
- ORA™ with VerifEye Lynk™：術中リアルタイム屈折計測とレンズ度数確認
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- レンズ挿入後に眼の屈折状態をリアルタイムに計測
- 世界中のデータベース＋AI 解析で最適なレンズ度数を提示
- レンズの向き・乱視軸のズレを術中に確認
上記のような、複数の工程を一貫して連携させることで、一人ひとりに最適な屈折状態（近視・遠視・乱視の少ない見え方）を高度な精度で目指すことが可能になります。
なかでも多焦点眼内レンズは、術後に残る「わずかな屈折誤差」が見え方に大きく影響するため、このシステムの有無が結果を大きく左右することもあります。
より高い安全性と見え方の質を求める方のための、プレミアム白内障手術の“完成形”ともいえるシステムです。
従来の白内障手術との比較
| 従来の白内障手術の特徴 | 最新鋭白内障手術システムの特徴 |
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最新鋭白内障手術システムでは、『工程の精度が均一化される』『術中に屈折状態を直接測定できる』『レンズ度数を手術中に最適化できる』ため、術後の見え方（屈折精度）が安定しやすいのが最大の特徴です。
費用
- 手術費用（レーザー代込み）+ 多焦点眼内レンズ費用
自由診療
レンズの種類 費用（片眼） レンティス（２焦点）
→レンズの詳細660,000円 レンティス乱視用（２焦点） 715,000円 インテンシティ（５焦点）
→レンズの詳細700,000円
※手術後１ケ月検診料込み。
※手術前の検診（採血検査込み）で別途15,000円です。